2月17日 教会の成長と私達
(エペソ人への手紙 4章16節) 大谷唯信牧師
「キリストを基として全身はすべての節々の助けにより、しっかりと組み合わされ結び合わされ、それぞれの部分は分に応じて働き、からだを成長させ、愛のうちに育てられていくのである」
何と力強い御言葉であろうか。これは、私達がキリスト者としての成長と同時に教会の成長を語っているのである。この両者は決して分離する事はできない。教会なくしてキリスト者の成長はあり得ず、又、キリスト者なくして教会の成長はあり得ない。
何故なら両者はキリストにあって一つのものだからである。しかもキリストが頭であり、私達はそのからだであってその逆ではない。その命はキリストから流れ込んでくるのである。「わたしにつながっていなさい。そうすれば実を豊かに結ぶようになる。わたしから離れては、あなたがたは何一つできないからである」(ヨハネ15:5)。
これはキリストによる御霊の命の働きについて示しているのだ。電源につなげば電流が流れるように教会につながっていれば御霊の命が注がれ「御霊の実」が豊かに結ばれる事になる。さらに「あなたがたが豊かに実を結び、そしてわたしの弟子となるならば、それによって、わたしの父は栄光をお受けになるであろう」(ヨハネ15:8) と主は語られる。
私達は父の栄光を現わす教会となる事を祈ろうではないか。御聖霊は私達の肉の働きに気づかせて下さる。互いに許しあい励まし合って仕え合うのである。「わたし達は、お互いに肢体なのであるから」(エペソ4:25)。サタンにつけ込まれないように御言葉に立つことにしよう。