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青梅あけぼのキリスト教会 omeakebono.exblog.jp

青梅あけぼのキリスト教会 日本バプテスト連盟 牧師 : 大谷唯信 副牧師 : 森元國文 〒198-0063 青梅市梅郷3-904-3 ☎︎0428-76-0634


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5月28日  悪魔に抵抗せよ

(ペテロの第一の手紙 5:8-9)  大谷唯信牧師

・・・「あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食いつくすべきものを求めて歩き回っている。この悪魔にむかい、信仰にかたく立って、抵抗しなさい。」・・・




悪魔の働きは巧妙で、私達を常に主の働きから引き離し、「肉の働き」(ガラテヤ人への手紙5:19-21)に巻き込もうとする。私達が霊の命に目覚め、さらなる成長に向かわんとするほど活発に動き出すのだ。もっともらしい理由のもとに互いに争いを起こさせ、ねたみや党派心を引き起こし分裂に導く。それだけではなく、霊的な事柄においても競争させ較べ、奉仕や捧げ物をするその中にも肉の思いを密かに起こさせるのである。さらに教会の一致、福音宣教を願うその中にも、理解や方法の違いで争いを起こさせる。


何と多くの教会や信徒、さらに神学校までがその手に乗せられてきたことか。サタンは決して姿を現さない。自分の存在を認めさせないためである。彼にとっては、その方が働きやすいのだ。今や教会でも神学校でも悪魔の存在すら聞かれなくなったではないか。


キリストの十字架の力を一番知って恐れているのは悪魔である。十字架の言には勝てないのだ。それ故、彼は福音を単なる知識としての神学、教義学の文字に替え、福音伝道を福祉活動、政治活動に置き換えようとしている。


昔のイスラエルの民と同じ道を辿っているではないか。パウロはイエスの光に照らされ、大変な間違いに気づかされた。即ち、「イスラエルは律法に達しなかった。なぜであるか。信仰によらないで、行いによって得られるかのように、追い求めたからである。」(ローマ人への手紙9:31)。「彼らが神に対して熱心であることはあかしするが、その熱心は深い知識によるものではない。なぜなら、彼らは神の義を知らないで、自分の義を立てようと努め、神の義に従わなかったから」(ローマ人への手紙10:2-3)と。


結局はエゴの内だ。歴史は繰り返される。現在もアダムの如く知識の実だけを求め、情報こそ力と信じている。「世に勝つものはだれか。イエスを神の子と信じる者ではないか。(ヨハネの第一の手紙5:5)主よ、リバイバルを与え給え。























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by oume-akebono | 2017-05-28 21:38 | 週報メッセージ