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青梅あけぼのキリスト教会 omeakebono.exblog.jp

青梅あけぼのキリスト教会 日本バプテスト連盟 牧師 : 大谷唯信 副牧師 : 森元國文 〒198-0063 青梅市梅郷3-904-3 ☎︎0428-76-0634


by oume-akebono
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2016年6月19日  主は枯れた骨を生かす御方


(エゼキエル書 37:5)     大谷唯信牧師


「主なる神はこれらの骨にこう言われる。わたしはあなたがたのうちに息を入れて、あなたがたを生かす。」




預言者エゼキエルは、幻のうちに枯れた骨がいっぱいに満ちた谷に置かれていた。主は命じて「『エゼキエルよ、息に預言せよ、息に預言して言え、息よ、四方から吹いてきて、この殺された者たちの上に吹き、彼らを生かせ。』そこでわたしが命じられたように預言すると、息はこれにはいった。すると彼らは生き、その足で立ち、はなはだ大いなる群衆となった。」 これは、主の大いなる奇跡である。


これは何を意味するのか。主は語られる「これらの骨はイスラエルの全家である。見よ、彼らは言う、『われわれの骨は枯れ、われわれの望みは尽き、われわれは絶え果てる』と」。(エゼキエル書37:11)この幻は、やがてイエスの十字架とよみがえりによって、力尽きた弟子達に聖霊が注がれ、生きたキリストの教会が起こされ、多くの人が救われることによって、実現されたのである。


この大いなる神の恵みは、今や私達青梅あけぼのキリスト教会にも与えられている事を信仰によって受け止めようではないか。神の恵みは、骨は枯れ、望みは尽き、絶え果てるところに注がれている。エゼキエルの時代も、イエスの生きられた時代も、そして我々の住む今も、「枯れた骨」であるが故に恵みを注いでくださるのである。


教会はどのようにして成長するのだろうか。多くの教会は、年度計画、活動計画、伝道計画のあらゆる事業計画のもとに忙しく歩もうとする。これらの活動が、クリスチャンを保障しているかのようである。本当だろうか。私たちは、そのようであってはならない。もっと教会の生命に直接に触れるものにしよう。まず、キリストの霊性を深めよう。これが第一の課題である。どんなに死んでいても、枯れた骨であっても、神の霊は、人を生かすのだ。「御霊によって歩きなさい」。自分の肉を情と欲と共に十字架につけ殺してしまう。即ち私達が十字架に死に御霊に生かされる一人ひとりになることだ。それは、「霊との交わり」と同時に、「十字架との交わり」を信仰によって祈り願う事から始まる。




















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by oume-akebono | 2016-06-21 08:38 | 週報メッセージ