【聖書箇所】ヨハネによる福音書7:37-38
「…だれでもかわく者は、わたしのところにきて飲むがよい。わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その腹から生ける水が川となって流れ出るであろう」。
誰でもイエスを信じる者は、自分が満たされるだけではなく、その腹から生命の水が川のように流れ出し、まわりの人達に大きな影響を与えていく事になると言う約束である。
あなたは自分の力で他者に影響を与えられる者にならなければ、と思っていたのではなかろうか。証しをするにも伝道するにも、自分の力をつけて強くなって、それからしようと…。それは間違いである。イエスを信じる時イエスがして下さるのだ。
私たちは自分の力や自分の頑張りでするのではない。たとえどんなにすぐれていたとしても人間が神の言葉を取り次ぐこと自体、本当は無理な話である。しかし、イエスを信じる時、その信仰を通してイエス御自身が聖霊となって働いて下さるのである。
私たちはこの聖霊の働きを改めて信じようではないか。イエスが今、御聖霊となって働いて下さっておられると信ずる時、主はその信仰を通して私たちのうちで働いて下さるのだ。
私たちは弱くても良い。弱い方が良いのだ。強いと自分を当てにしてしまうからである。私たちは心して主を当てにしようではないか。これらはすべて、初めから「主の戦い」だからである。
大谷唯信牧師