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青梅あけぼのキリスト教会 omeakebono.exblog.jp

青梅あけぼのキリスト教会 日本バプテスト連盟 牧師 : 大谷唯信 副牧師 : 森元國文 〒198-0063 青梅市梅郷3-904-3 ☎︎0428-76-0634


by oume-akebono
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2007年12月23日  神からの贈りもの 大谷唯信牧師

「彼女は男の子を産むであろう。その名をイエスと名づけなさい。彼はおのれの民をそのもろもろの罪から救う者となるからである」  マタイによる福音書 1章21節

イエスの誕生はお生まれになる700年も前から預言されていたが、時が満ちて全人類の救い主として誕生された。預言者イザヤは「ひとりのみどりごが我々のために生まれた」(イザヤ9:6)と語り、ミカはベツレヘムから出ると述べ、「彼は主の力により、立ってその群れを養い、大いなる者となって地の果てまで及ぶ」(ミカ5:2-4)と語っている。イエスの誕生を知ったのは王侯、貴族、祭司、律法学者ではなく、名もない貧しい羊と共に野宿をしている羊飼いであったとは何と意味深い事か。さらに神の御子がお生まれになる場所が宮殿でもなく、馬小屋であったとは…。

「客間には彼らのいる余地がなかったからである」とだけ聖書は短く語っている。不思議な事に現在も全く同じ光景ではないだろうか。ヨハネも「彼は自分のところに来たのに、自分の民は彼を受けいれなかった」(ヨハネ1:11)と語っている。いずれも実に象徴的な言葉であって、人々がいかに神の真実の出来事に対して目が閉ざされ無意識にも拒否してしまっているかを示しているのである。

今やこの世は政治、経済、社会のあらゆる面で行き詰まっている。これは現代の人々の生き方が行き詰まっている事ではなかろうか。神はここから私達を救い出すためにひとり子イェスを賜って下さったのである。これこそ神の愛、神のいのちでありあなたにさし出されている神からの贈りものなのである。
by oume-akebono | 2007-12-31 18:19 | 週報メッセージ