3月5日 御霊は命を生かす

(エペソ人への手紙 3章16-17節)        大谷唯信牧師



「どうか父が、その栄光の富にしたがい、御霊により、力をもってあなたがたの内なる人を強くして下さるように。また、キリストがあなたがたの心の内に住み、あなたがたが愛に根ざし愛を基として生活するように祈る」



御霊こそがわたし達の内なる人を強くして下さるのである。御霊に対する信仰を深めよう。「この世はそれを見ようともせず、知ろうともしないので、それを受けることができない。あなたがたはそれを知っている。何故なら、それはあなたがたと共におり、またあなたがたのうちにいるからである」(ヨハネ14:17)と主は語られた。



現代の教会の多くが聖霊への信仰を失っている。御言葉も教会も聖霊によって与えられたのに。聖霊の助けなくして御言葉の命に触れることはできない。それは単なる文字、教訓となり、やがて古びてしまう。



「イエス・キリストの恵みと、神の愛と、聖霊の交わりとが、あなたがた一同と共にあるように」(Ⅱコリント13:13)。これは、パウロがコリント第二の手紙の最後に記した祝祷である。即ち、主イエスの十字架の死と復活によっての恵みと、独り子イエスを救い主として与えて下さった神の愛が、聖霊との親しい交わりによって現実に豊かなものとされ、日々信仰の確信にまで導いて下さる感謝の祈りであろう。父と子と聖霊は一つの神であり、特に御聖霊は、神の霊なる命がわたし達の直面するすべての出来事、日々の生活そのものに満ち満ちている事実に、わたし達の霊の目を開いて下さる。慰めと平安に満たされ、神とキリストが観念的な過去からの知識のお題目ではなく、神の命の実体に触れさせて下さるのが御聖霊である。



どのようにすればそれが得られるのか。まずは御聖霊を信じ、親しく心に迎え、生活のすべての中で交わることだ。次に、自分の心の内を正直に開いて喜びも悲しみも語り、御聖霊に相談する。さらに、御霊の中に温かく包まれ御言葉を味わいつつ思い巡らし、キリストが自分の中に住まわれ、内なる人が強められ、大胆に歩んでいる姿を信仰によって見るのである。御霊への信仰が、すべてのものに神の命を吹き込むことを見るだろう。























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by oume-akebono | 2017-03-05 23:10