2月12日  あなたの心を守れ

(箴言 4:23)          大谷唯信牧師



「油断することなく、あなたの心を守れ、命の泉は、これから流れ出るからである。」



主は「心を守れ」と言われる。「心」と言うとわたし達は真心、豊かな心、また心を尽して等と美しい純粋なイメージが出てくるものである。確かに誰もがそのような美しいものを求めていると思う。たとえ少し足りなくてもある程度の温かい心、真実な心は持っていると自負している。


ところがそれがそもそもの間違いなのだ。サタンからの落し穴である。人生を狂わせ、世の中を狂わせている元凶なのだ。主は「わたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負うてわたしに従って来なさい」と言われた。即ち、日々自分を捨て、日々与えられてくる自分の十字架を負って主に従う、そこに命の泉は流れ、その結果わたし達は命の泉を得たのではないか。これは自分を捨て自分の十字架を負った結果与えられた命である。それがいつのまにか前提になりそれを守り維持しようと自分の中で固まってはいないだろうか。知識は大切である。


しかし、「知識は人を驕らせ、文字は人を殺し」と命のないものに変化してしまう事に気をつけねばならないのだ。サタンはこの世に神の言葉を疑わせ否定し知識をアダム達に取らせた事は未だにわたし達にも向けられているのである。パウロは「御霊で始めたのに、今になって肉で仕上げるというのか。あれほどの経験をしたことは、無駄であったのか」(ガラテヤ3:3-4)と語っている。信仰による霊の出来事がいつの間にか知識による肉の出来事にすり替わっているのである。


どんなに素晴らしかった出来事、感動であっても過去になるとしだいに死んだ文字になってしまう。知識、習慣、伝統、経験、すべて大切なものだ。それが死に体になるから気をつけねばならない。「油断することなく」である。今迄の経験、知識を生かすには、これに頼るのではなく日々自分を捨て、十字架を負い主に従うことである。信仰によって常に霊の命を吹き込むのである。




















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by oume-akebono | 2017-02-12 23:07 | 週報メッセージ